こんにちは、城之内です。
佐渡の家の裏にある柿の木に、ようやく青い実がつき始めました。
季節は着実に、次の章へ進んでいます。
今日は、「影響力がない自分でも、どうやって見込み客を生み出すか?」
そんな疑問にお答えします。
■「インフルエンサーじゃない人」が売るには?
よく、こんな言葉を聞きます。
「私はフォロワーも少ないし、影響力もないので…」
「だから、発信しても何も売れません」
でも、あなたがもし、
「人を動かす」影響力をゼロから育てたいのなら、
必要なのは【ファンの育て方】の理解です。
影響力とは、フォロワー数でも、アクセス数でもありません。
「この人の言うことは信じられる」と思ってもらえる“濃い信頼”のことです。
副業初心者が“影響力ゼロ”からスタートしても、
読み手に信頼され、「この人から買いたい」と思ってもらえるには、
以下の3つを意図的に発信に組み込む必要があります。
①「実体験」+「気づき」=“共感と納得”を生む核
ただの経験談ではなく、「読者が自分に重ねられる物語」が必要です。
読者が心を動かされるのは、
「あ、これ、自分のことかも」という“共感”と、
「なるほど、そういう見方もあるのか」という“納得”の両方が得られたとき。
実践ポイント:
具体的な「状況」と「感情」を入れる
「その出来事から学んだこと・視点の変化」を明示
OK例:
「深夜1時。子どもが寝たあと、玄関に座って小声でスマホにツイートを打ち込んでいた。“発信してる自分”に救われていた気がする。」
→ ストーリー性+感情+気づき → 共感されやすい。
②「なぜ発信しているのか」を繰り返し言語化する
多くの人が発信に「理由」や「背景」を添えません。
しかし、あなたの中にある「なぜやっているのか?」という想いは、
最も強力な“ファン化エンジン”になります。
実践ポイント:
「かつての自分が求めていた情報」を届けていることを明記
発信のゴールを「お金」以外にも設定する
OK例:
「僕が発信しているのは、“会社で孤立していた過去の自分”を思い出すからです。あの頃、誰かのリアルな言葉が欲しかった。だから今、僕が書いています。」
③ 小さな価値提供の継続=「この人の発信には意味がある」
人がフォロー・登録し続ける理由は、「一貫性のある価値」です。
つまり、何度も読む理由がある人だけが“影響力”を持ちます。
実践ポイント:
毎回、1つの「読者の悩み」に対する“ヒント”を入れる
一貫した切り口(価値の提供テーマ)を定める
OK例:
「あなたの“発信しても反応ゼロ”は、テンプレ構成が無いからかもしれません。初心者でも反応率を上げる型は、以下の通りです──」
ある日、佐渡の港で釣りをしていた時のこと。
地元のおじいさんが、僕の仕掛けを見て一言。
「それ、イワシにはちと大きすぎるよ」
僕は釣り素人丸出しの道具で挑んでいたのです(笑)。
でもそのおじいさん、なんとビニール袋に20匹以上のイワシを入れていました。
その理由は、たった一言。
「潮の流れと、魚の目線を想像するだけさ」
これ、発信にも全く同じことが言えると思いました。
つまり「相手が何を見て、どう感じているか」を想像する力。
小さなヒントでも「相手の視点」に立って出す。
これこそが、“反応ゼロ”からの脱却を導きます。
僕自身も、最初はSNSで反応なんてありませんでした。
でも、毎日コツコツ、
「これはあの人に届けたい」と思いながらメルマガを書き続けてきました。
そして今では、数は少なくても、信頼を感じてくれている方々がいます。
“売るためのリスト”ではなく、“信頼を積み重ねる関係”が作れたのです。
■ まとめ
影響力ゼロからでも、ファンは作れる。
鍵は、「信頼される発信」の3要素を意識すること。
自分の実体験+気づき
発信の目的・思いを言語化
小さな価値を提供し続ける
こうして「数じゃなく、信頼で売れる」副業がスタートします。
明日は佐渡の知人に誘われて、小さな直売所へ足を運ぶ予定です。
自然の恵みも、人との縁も、すべて発信の“ネタ”に変わる。
城之内修造
コロナ後遺症で退職。 寝込む日もあって、会社で働くことが怖くなりました。 でも、“今できること”を少しずつ続けて、月5万円の収入に。 体調や環境に不安があっても、自分らしく収入をつくる道はあります。 そんな副業のヒントを、実体験をもとに発信中。
「発信がブレる人」は、“目的”を忘れている。
「ネタがない日」は、いちばん大事な日。
「続かない人」には、ある共通点がある。
先にやってしまえば、「やる気」はあとから着いてくる。
夢が叶わない人は、夢がないのではなく、「手が動いていない」だけ。