こんにちは、城之内です。
今日もメルマガを開いてくださって、ありがとうございます。
今回のテーマは、ちょっと柔らかめです。
「佐渡で暮らすようになって気づいた“季節と副業の関係”」についてお話しします。
東京に住んでいた頃は、
正直、季節の移り変わりなんて、あまり意識していませんでした。
気温の上下と服装の変化くらい。
桜が咲いたら春、雪が降ったら冬――
そんな感覚でした。
でも、佐渡に来てからは、
“体で季節を感じる”ということが日常になりました。
春になれば、田んぼに水が張られ、カエルが鳴き始め、
夏になれば、虫の音と夕立と、洗濯物がすぐ乾く陽射し。
秋になると、柿の実が色づいて、
冬は、北風が音を立てて屋根を叩く。
空気が変わり、風が変わり、
ご近所さんの話題も、季節によってガラッと変わる。
この“変化”のリズムに身を置いていると、
自然と気づくことがありました。
それは、副業にも「季節」があるということです。
たとえば、春。
新しいことを始めるには、やっぱり春が向いています。
気温も上がって、心も体も軽くなる。
新生活や新年度の流れに乗って、「じゃあ自分も」と動きやすくなる。
僕も、発信の方向性を見直したり、
新しい教材を買ったりするのは、だいたい春が多いです。
夏は、意外と「アウトプットの季節」。
陽射しが強くて、活動量も増えるから、
実行するエネルギーが湧きやすい。
SNS投稿や、動画撮影、音声配信など、
“ちょっと外に出す”ことを意識すると、自然と流れに乗れたりします。
秋は、「整える季節」。
僕にとって秋は、内省の季節です。
春夏に動かしたものを見直したり、
やりっぱなしだったコンテンツを整理したり、
「これから何に注力していこうか」を考えるには、すごく向いている。
あと、気温的に集中力も上がる時期なので、
じっくり腰を据えた作業――PDF制作とか、企画づくりとかにぴったりです。
そして、冬。
この季節は、少し立ち止まることを許してあげる時間。
寒さに気力を持っていかれがちだし、
外にも出にくくなるぶん、気持ちもこもりがち。
でも逆に言えば、インプットには最適な時期でもあります。
読書をしたり、他の人の発信をじっくり読んだり。
「成果は出ないかもしれないけど、種をまく」ことを意識すると、
春以降の動きが軽やかになります。
こんなふうに、季節のリズムに副業のペースを合わせるようになってから、
「常に全力じゃなくていい」ということに気づきました。
副業って、
「毎日が勝負!」
「止まったら終わり!」
みたいな空気を感じやすいけど、
自然に照らし合わせれば、
“止まること”や“休むこと”も、ちゃんと意味がある。
ずっと咲きっぱなしの花はないし、
実りっぱなしの木もない。
でも、それでも自然は、ちゃんと循環してる。
あなたが今、「最近ちょっと進んでないかも」と思っていたとしても、
それは“進んでない”んじゃなくて、“次の季節を迎える準備”かもしれません。
自分のペースが落ちたとき、
ぜひ自然のリズムを思い出してみてください。
次回は、
【「“無理にがんばらない副業”のすすめ」】について書いてみようと思います。
エネルギーが少ないときこそ、できることはたくさんある。
“がんばらない”からこそ、続くやり方がある。
そんな視点でお届けします。
それでは、また明日。
城之内修造
コロナ後遺症で退職。 寝込む日もあって、会社で働くことが怖くなりました。 でも、“今できること”を少しずつ続けて、月5万円の収入に。 体調や環境に不安があっても、自分らしく収入をつくる道はあります。 そんな副業のヒントを、実体験をもとに発信中。
「発信がブレる人」は、“目的”を忘れている。
「ネタがない日」は、いちばん大事な日。
「続かない人」には、ある共通点がある。
先にやってしまえば、「やる気」はあとから着いてくる。
夢が叶わない人は、夢がないのではなく、「手が動いていない」だけ。