こんにちは、城之内です。
今日もメルマガを開いてくださって、ありがとうございます。
これまでメルマガやSNS、ブログなど、
さまざまな形で文章を書いてきましたが、
ここ最近、あらためて強く感じることがあります。
それは、人を動かす文章には、共通して“あるひとつの要素”があるということ。
今回はその話をします。
「売れる文章の型」とか、
「読まれる文章の構成」とか、
たくさん学びました。たくさん真似もしました。
でも、それらを完全に再現しても、
読まれない文章になることが、よくあるんです。
逆に、型なんて無視して、
勢いと感情のままに書いた文章が、
びっくりするほど反応をもらうこともある。
じゃあ、何が違ったのか?
いろんな文章を読み返して、振り返って、分析して。
最後に行き着いた答えは、すごくシンプルでした。
それは「温度」です。
どんなに構成が完璧でも、
どんなに言い回しが巧みでも、
そこに“体温”がなければ、人の心には届かない。
・本気で怒ってる文章
・本気で悲しんでる文章
・本気で感動してる文章
そういう文章には、体温があります。
読む側は、それを無意識のうちに感じ取ります。
「うまい文章」より、「本気の文章」の方が、なぜか心に残る。
僕が以前、SNSに書いた、ある失敗談があります。
副業の案件に手を出して、5万円をドブに捨てた話。
自分の無知さと甘さ、そして落ち込んだ自分をどう立て直したか――
正直、あまりカッコよくない投稿でした。
でも、それに対して届いた感想は、こんな言葉でした。
「自分だけじゃないんだと思えて、少し安心しました」
「この文章、すごくあったかいですね」
「笑っちゃいましたけど、最後泣きそうになりました」
“あったかい”って、文章に言われる言葉なんだなと、衝撃でした。
でもそれは、感情をちゃんと乗せたからだと思います。
うまくまとめようとせず、
盛らず、隠さず、素直に書いた。
それが、読み手にとって“人間の声”として届いたんだと思います。
「上手い文章」は、AIにも書ける時代です。
でも、“生きている言葉”は、人間にしか書けません。
だからこそ、僕はこれからも、
体温のある文章を書きたいと思っています。
メルマガも、ブログも、SNSも、
情報発信ではあるけれど、
本質は「誰かとのコミュニケーション」ですよね。
だったら、
“何を伝えるか”の前に、“どう届けたいか”を大切にしたい。
あなたが今、何かを発信しようとしているなら、
「文章力を磨かなきゃ」と思うかもしれません。
でも、どうかそれより先に、
「その言葉に、気持ちは乗っているか?」を考えてみてください。
たったひと言でも、
心から出てきた言葉は、必ず誰かの心を動かします。
次回は、少しだけ緩めて、
【「佐渡の四季と、副業のペースの話」】をお届けします。
自然に合わせて暮らすように、
副業にも“自分なりの季節感”があるといいよね、というお話です。
それでは、また明日。
城之内修造
コロナ後遺症で退職。 寝込む日もあって、会社で働くことが怖くなりました。 でも、“今できること”を少しずつ続けて、月5万円の収入に。 体調や環境に不安があっても、自分らしく収入をつくる道はあります。 そんな副業のヒントを、実体験をもとに発信中。
「発信がブレる人」は、“目的”を忘れている。
「ネタがない日」は、いちばん大事な日。
「続かない人」には、ある共通点がある。
先にやってしまえば、「やる気」はあとから着いてくる。
夢が叶わない人は、夢がないのではなく、「手が動いていない」だけ。