売りたいわけじゃない。でも、無料では終わりたくないあなたへ。

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こんにちは、城之内です。
今日もメルマガを開いてくださってありがとうございます。

 

今回は、副業初期に多くの人が感じる、
「お金をもらうのがこわい」という気持ちについてお話しします。

 

この気持ち、僕も痛いほどよく分かります。

・「この内容でお金をもらっていいのか?」

・「値段をつけるのが申し訳ない」

・「知り合いに買ってもらったら、変に思われないだろうか…」

 

何かを売るということに、ものすごくハードルを感じていました。

特に、自分が作った商品や、
自分の体験をベースにしたコンテンツを販売しようとすると、
「これは価値がある」と自分で認める勇気が必要になります。

 

でも、最初のうちはそれが本当に難しいんですよね。

僕が初めて商品を売ろうとしたとき。
無料レポートまではスラスラ書けたのに、
いざ「ここから有料です」と言う瞬間に、手が止まりました。

「この内容、他の人でも書けるんじゃないか?」
「自分の言葉でお金をもらうなんて、おこがましいんじゃないか?」

そんな思考に飲まれて、
値段を下げに下げて、結局“ほぼ無料”みたいな金額にしたこともありました。

でも、そこから少しずつ考えが変わっていったんです。

あるとき、知人がこう言ってくれたんです。

「お金を払うことで、自分も“本気になる”んだよね。」

その瞬間、ハッとしました。

無料のコンテンツって、読まれたら嬉しいけど、
“消費”されて終わってしまうことも多い。

 

でも、有料のものは違います。
買った人が「自分の時間とお金を使った」という前提で、
“向き合ってくれる深さ”がまるで違う。

つまり、お金を受け取るというのは、
相手の真剣さに応えるという「循環のスタート」なんです。

じゃあ、どうやってこの「こわさ」を超えていったのか?

僕は、“小さく売って、小さく受け取る”ところから始めました。

・500円のPDFを作ってみる

・noteに300円の有料記事を投稿してみる

・ストアカやココナラで、1,000円のサービスを出してみる

売上は、コンビニでおにぎりとコーヒーが買えるくらい。
でも、そのときの「通知」は、いまでも覚えています。

 

「〇〇さんが、あなたの商品を購入しました」

 

たった数百円でも、誰かが“自分の表現にお金を出してくれた”という事実は、
信じられないくらい、自信になりました。

もうひとつ、売ってみて分かったのは、
「お金をもらうことで、書く覚悟が生まれる」ということ。

無料のときは、ちょっと言い回しが雑でも「まあいいか」で済んだのに、
有料にした途端、1行1行の言葉に「これでいいのか」と問い直すようになった。

責任感が生まれる。
丁寧になる。
そして、より良いものを書こうとする。

 

これは、お金をもらってはじめて芽生える感覚でした。

もちろん、「お金のためだけにやる」必要はありません。

 

でも、もしあなたが

・「発信をもっと真剣に続けたい」

・「届けたい相手に、ちゃんと届いてほしい」

・「表現に誇りを持ちたい」

そう思っているなら、
“お金をいただくこと”は、それを支える土台になってくれると思います。

 

次回は、
【「“自分の言葉に価値がある”と思えるようになるまで」】
というテーマでお届けします。

自信がなかった僕が、どうやって「書くこと」に意味を見出すようになったか。
自分を認めるまでのプロセスを、少し深くお話しします。

それでは、また明日。

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プロフィール

城之内修造

城之内修造

コロナ後遺症で退職。 寝込む日もあって、会社で働くことが怖くなりました。 でも、“今できること”を少しずつ続けて、月5万円の収入に。 体調や環境に不安があっても、自分らしく収入をつくる道はあります。 そんな副業のヒントを、実体験をもとに発信中。

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