「こんな自分に、伝えられることなんてあるのか?」と悩んでいた頃の話

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こんにちは、城之内です。
今日もメルマガを読んでくださってありがとうございます。

 

今回は、少し原点に立ち返るような話をします。

テーマは、
「自分の言葉に価値があると信じられるようになるまで」。

 

僕はもともと、自分に強い自信を持っていたタイプではありません。

むしろ逆で、

・「誰かに何かを教えられるような立場じゃない」

・「特別な経験も、すごい実績もない」

・「語れるほどの人生じゃない」

そう思って、長いあいだ「発信する側」になることを避けてきました。

 

でも、あるときSNSで読んだ、
とてもささやかな投稿に救われたんです。

「今日はうまくいかなかったけど、
コンビニのカフェラテがおいしかったから、まあいいか。」

それだけの言葉なのに、なぜか心がふっと軽くなった。

「こんな何気ない言葉でも、人を救うことがあるんだ」

 

そのとき、「誰の言葉にも価値はあるのかもしれない」と初めて思いました。

そこから、僕の発信が少しずつ変わっていきました。

特別な話じゃなくてもいい。

・今日、自分が感じたこと

・困ったけど工夫したこと

・恥ずかしかったけど、乗り越えたこと

 

そういう日常の断片を、「言葉にして差し出す」ことを意識するようになりました。

最初は「これ、誰も読まないかもな」と思いながら投稿していたけど、
数日後に、見知らぬ人からDMが届きました。

「今の自分にぴったりの言葉でした。泣きました。」

このひと言で、僕は自分の言葉に“役割”があることを実感しました。

「価値」って、自分で決めるものじゃない
この考え方も、僕の中では大きな転換点でした。

 

それまでは、「誰かの役に立つこと=価値がある」と思っていたんです。

でも本当は逆で、

「価値があるかどうかは、受け取った人が決めること」

なんですよね。

 

自分で「これには価値がない」と思ってしまった時点で、
誰かが「それ、助かったよ」と思う可能性を消してしまう。

だから、今の僕は、“価値があるかどうか”を自分でジャッジしないようにしています。

ただ、「これが今の自分にできること」として差し出すだけ。

自分が悩んでいた頃の話、
壁にぶつかった時の気持ち、
うまく言えなかった日のもどかしさ――

それらは全部、いま誰かが悩んでいることと、きっと重なる。

だからこそ、言葉にする意味がある。

「自分には価値なんてない」と感じるときほど、
その人の言葉は、誰かの心に届く力を持っていたりします。

 

あなたの人生の中で経験してきたこと、
選んできたこと、失敗したこと、学んだこと。

全部、それがあなたにしか書けないストーリーです。

これからも、自分の言葉を信じて書いてください。

 

誰にも届かないように感じる日でも、
その言葉は、必ずどこかで誰かの力になっています。

このメルマガは、これからもまだまだ続いていきます。
ここまで読んでくれているあなたと、少しずつ言葉を積み重ねてこれたことが、
僕にとっての何よりの励みです。

 

明日からもまた、日々の気づきや、考えていること、試してみたことを
一緒に共有していけたら嬉しいです。

それでは、また明日。

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プロフィール

城之内修造

城之内修造

コロナ後遺症で退職。 寝込む日もあって、会社で働くことが怖くなりました。 でも、“今できること”を少しずつ続けて、月5万円の収入に。 体調や環境に不安があっても、自分らしく収入をつくる道はあります。 そんな副業のヒントを、実体験をもとに発信中。

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