あなたにだけ、宛てたようなメルマガを。

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こんにちは、城之内です。
今日もメルマガを開いてくださって、ありがとうございます。

 

今回は、僕がメルマガを書くときにいちばん意識していること、
「売上」よりも「手紙を書くように書く」という姿勢について、お話しさせてください。

 

副業で発信をする以上、
やっぱり最終的には「商品が売れる」ことが目的になる場合が多いですよね。

それは悪いことじゃありません。
むしろ、自分の商品やサービスに自信があるなら、どんどん紹介していいと思います。

 

でも僕は、どうしても“売るための文章”だけでは、続けられませんでした。

メルマガを始めた頃、僕もマーケティングの王道に倣って、
“売るための構成”や“セールスライティング”を真似していました。

・ストーリー→問題提起→共感→商品紹介→クロージング
・心理トリガーの挿入
・CTA(Call to Action)の配置

 

頭では「こう書けば売れる」と分かっていても、
どこか心が乗らなかったんです。

 

そんな中で、ある夜、ふと昔のことを思い出しました。

高校時代、遠くの町に引っ越していった友人に、僕はよく手紙を書いていました。

「最近こんなことがあったよ」
「お前の好きだったあの店、潰れたらしい」
「ちょっとしんどいけど、なんとかやってる」

内容は大したことない。
でも、その手紙を「ちゃんと届く相手」に向けて書いていた時間だけは、
とても静かで、丁寧だった。

 

そのことを思い出して、
「メルマガも、あの時みたいに書けたらな」と思ったんです。

誰にでも向ける“販促文”ではなく、
“誰か一人の顔”を思い浮かべて書く手紙のように。

 

その日から、僕はメルマガの書き方を変えました。

売上のことは一旦忘れて、
目の前にたったひとりの読者が座っているつもりで、
「その人に届けたいこと」だけを書く。

 

その方が、自分の言葉で書けるし、
読み終えたときに「ちゃんと伝えられた」と思えるようになりました。

そして不思議なことに、
そういうときほど、ちゃんと“反応”があるんです。

 

ある方から、こんな感想をいただいたことがあります。

「まるで、自分にだけ宛てた手紙みたいで、何度も読み返しました」

これ以上の報酬って、あるでしょうか?
売上では得られない“つながり”や“信頼”が、
手紙のような文章から生まれるんだと確信しました。

 

もちろん、売上がゼロでいいとは思っていません。

でも、売る前に、
「この人の話なら、聞いてみたい」と思ってもらえる関係をつくることが、
いちばんの近道なんじゃないかと、今では信じています。

 

だからこのメルマガも、
毎回、“あなたにだけ宛てた手紙”を書くつもりで送っています。

もし、ほんの少しでもあなたの心に届いているなら、
それが、僕が書き続ける理由になります。

 

次回は、
【「続ける人と、やめる人の違いは何か?」】というテーマでお届けします。

これまで何百人もの副業挑戦者を見てきた中で、
“稼げた人”に共通していた、意外な特徴とは?

それでは、また明日。

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プロフィール

城之内修造

城之内修造

コロナ後遺症で退職。 寝込む日もあって、会社で働くことが怖くなりました。 でも、“今できること”を少しずつ続けて、月5万円の収入に。 体調や環境に不安があっても、自分らしく収入をつくる道はあります。 そんな副業のヒントを、実体験をもとに発信中。

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