「焦ると、人生は雑になる」って話を少しだけ。

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こんにちは、城之内です。
今日もメールを開いてくださってありがとうございます。

 

今回は、副業や発信を続けていく中で、僕がいちばん意識している
「自分のペースを守る」ということについて書いてみたいと思います。

 

ネットを見ていると、
「たった3ヶ月で月収100万円!」
「フォロワーゼロから一気にバズった!」
みたいな成功談が、毎日のように流れてきます。

 

もちろん、それは事実かもしれません。
すごいことだと思います。

でも、それを見てると、自分が置いていかれてる気がするんですよね。

 

僕自身、焦った時期があります。

Twitterのフォロワーが増えない。
メルマガの登録者が伸びない。
収益も思ったより上がらない。

 

「もっとスピード上げないとダメかも」
「量をこなさないとダメかも」
「今やらないと、間に合わないかも」

そんな気持ちになって、朝から晩まで、
スマホを握って、何かを投稿しなきゃと焦ってました。

 

でも、ある日ふと気づいたんです。

焦ると、人生が“雑”になる。

 

投稿の内容も、
メルマガの文章も、
会話も、食事も、睡眠も、
ぜんぶが「早く、早く」と急かされていて、
“自分の時間を生きてない感覚”に陥っていた。

そのとき、佐渡の小さな港で見かけたおじいちゃんが、
堤防に腰かけて、何も釣れない海に向かって、じーっと糸を垂らしていたのを思い出しました。

 

何も起きてない。
でも、彼は“ちゃんと生きていた”。

 

そこから少しずつ、ペースを落とすことにしたんです。

「今日、無理なら明日でいい」
「いい投稿が書けないなら、無理に書かなくていい」
「気持ちが乗らないなら、休んでもいい」

 

最初は不安でした。
“止まったら終わる”ような気がして。

でも、不思議と、それでもちゃんと前に進んでいたんです。

ペースを守るというのは、
“怠けること”ではありません。
“自分を見失わないこと”です。

 

周りのスピードに流されて、
他人の成功ペースに合わせて、
自分の心を置き去りにしてしまうと、
気づいたときには「自分って誰だっけ?」となってしまう。

 

副業って、誰かと競うものじゃない。
まして、人生はマラソンでもレースでもない。

あなたのペースで、あなたの歩幅で。
ときには立ち止まって、
空を見たり、コーヒーを飲んだり、
家族の話を聞いたりすることだって、
ちゃんと“前に進んでる”時間なんだと思います。

 

ネットの世界は、常に“速い人”が目立ちます。
でも、地面にしっかり足をつけて歩いている人の方が、
長く続くということを、僕はこの数年で学びました。

 

もし今、「焦ってるかも」と感じていたら、
ちょっとだけペースを落としてみてください。

それで失うものは、実は何もないし、
むしろ得られるものの方が多いと思います。

 

次回は、ちょっと原点に戻って、
【「なぜ僕は、“誰かの人生に寄り添う発信”を選んだのか」】について書こうと思います。

情報より、技術より、僕が届けたいもの。
それは“安心”や“人間味”だった――そんな話です。

それでは、また明日。

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プロフィール

城之内修造

城之内修造

コロナ後遺症で退職。 寝込む日もあって、会社で働くことが怖くなりました。 でも、“今できること”を少しずつ続けて、月5万円の収入に。 体調や環境に不安があっても、自分らしく収入をつくる道はあります。 そんな副業のヒントを、実体験をもとに発信中。

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