こんにちは、城之内です。
今日もメールを開いてくださってありがとうございます。
突然ですが――
あなたは、自分のことを「才能がある」と思っていますか?
僕は、ずっと「自分には才能がない側の人間」だと思って生きてきました。
学生時代からずっとそうです。
スポーツは中の下、
勉強は頑張ればそこそこ、
目立つこともなく、
目立とうとしても滑って終わる。
正直、自信なんて一度も持ったことがありませんでした。
会社に入ってからもそうでした。
営業の数字を取れても、「周りがたまたま弱かっただけ」とか、
企画が通っても、「運が良かっただけ」って思ってた。
褒められると、むしろプレッシャーになって、
「次は期待されてる」と思って動けなくなる。
そんな僕が、副業を始めて、最初にぶつかった壁はやっぱり「才能」でした。
ブログを書いても、反応がない。
SNSに投稿しても、誰からも見られない。
メルマガも、誰に届いてるのか分からない。
「やっぱり、こういうのは“才能ある人”がやるものなんだ」
そう思いました。
でも、ある日、考えが変わる出来事があったんです。
それは、佐渡に移住して間もない頃。
近所の農家のおじいちゃんに、野菜の育て方を教えてもらっていたときのことです。
「これ、何回やっても芽が出ないんですよ」と言った僕に、
そのおじいちゃんは笑いながらこう言ったんです。
「あぁ、それ、種の向きが逆だったんだな」
「土に入れるときに、ちょっとだけ“尖った方”を下にしてやるといいよ」
僕は驚きました。
そんなの、どの本にもYouTubeにも書いてなかった。
でもそのあと、おじいちゃんはこう続けました。
「最初はみんな、向きなんか気にしないんだ。失敗して、覚えるんだよ」
「失敗が増えれば増えるほど、勝手に上手くなるもんだよ」
この言葉、深く刺さりました。
僕は副業を始めて、
成果が出ないことを「才能がない」と決めつけていた。
でも本当は、種の向きも知らずに撒いて、芽が出ないと落ち込んでただけなんですよね。
ネット副業も、文章も、発信も、
たぶん全部「向き」があるんです。
でも、その向きは、“やってみないと分からない”。
そして、間違えた回数が多いほど、次はちゃんとできるようになる。
僕は今でも、自分に特別な才能があるとは思っていません。
でも、「工夫する習慣」なら、少しずつ身についてきたと思っています。
何度も書いて、削って、失敗して、試して、
その中で「これは自分に合ってるかも」という形が見えてきた。
「才能がないから無理」と思っているあなたへ、
伝えたいことがあります。
それは、
「才能のある人」なんて、本当は存在しない。
いるのは、「試すのをやめなかった人」だけだということです。
もし、いま何か始めようとしているのに、
「自分には無理かも」と思っているなら――
それは、あなたがまだ「土に触れていない」だけかもしれません。
まずは、失敗を数えるところから始めてみませんか?
最初はうまくいかなくて当たり前。
むしろ、それが“伸びしろ”です。
次回は、
ちょっと家族の話をします。
ある朝、息子に言われた一言が、
今でも僕の背中を押してくれているんです。
タイトルは【息子のひとことで、涙が止まらなかった朝】です。
ちょっとエモくて、でも静かに沁みる話です。
よかったら、また明日も読んでくださいね。
城之内修造
コロナ後遺症で退職。 寝込む日もあって、会社で働くことが怖くなりました。 でも、“今できること”を少しずつ続けて、月5万円の収入に。 体調や環境に不安があっても、自分らしく収入をつくる道はあります。 そんな副業のヒントを、実体験をもとに発信中。
「発信がブレる人」は、“目的”を忘れている。
「ネタがない日」は、いちばん大事な日。
「続かない人」には、ある共通点がある。
先にやってしまえば、「やる気」はあとから着いてくる。
夢が叶わない人は、夢がないのではなく、「手が動いていない」だけ。