こんにちは、城之内です。
今日もメルマガを読んでくださってありがとうございます。
今回は、発信を続けている人が一度は感じるであろう、
「最近、自分の書くことが薄い気がする…」という悩みに向き合ってみます。
僕自身、何度も経験があります。
ネタはあるはずなのに、
書いていてワクワクしない。
まとめてみても、どこか響かない。
読み返して、「なんか物足りないな」と感じてしまう。
そんな“停滞期”が、定期的にやってきます。
でも、これにはちゃんと“意味”があります。
そして結論から言えば、
「何を書いても薄く感じる時期」こそが、次のステージの入口なんです。
人は、自分の変化に敏感なときほど、
“これまで通用していたやり方”に違和感を持ちます。
それは、あなたの視点や感性が高くなってきているサインなんです。
今まで「良いと思っていたもの」が、
自分の中で物足りなくなってきた――
それは実力不足じゃなくて、
“感受性が進化している”からこそ感じる違和感です。
じゃあ、どうすればいいか?
僕が試してきた、いくつかの方法をシェアします。
方法①:「外」に答えを求めない
この時期にありがちなのが、
「もっとすごい書き方を学ぼう」
「テンプレを増やそう」
「誰かの文章を真似しよう」という流れ。
でも、不思議なもので、
“薄さ”は外の知識で埋まらないんです。
むしろ、「自分の内側」に戻ることの方が、大きなヒントになります。
方法②:「自分のリアル」に深く潜る
この停滞期には、“自分の感情や体験”にもっと近づくのが効果的です。
・最近、心が動いたことは?
・苦しかったけど、乗り越えた小さな出来事は?
・誰かの言葉に傷ついた経験は?
答えを「見栄えのいいネタ」から探すのではなく、
“まだ言葉になっていない、自分の内面”から拾い上げてみる。
そこに、本当に強くて伝わる言葉が眠っています。
方法③:「書くのをやめず、量を減らす」
こういう時期に「毎日書かなきゃ」と気合いを入れてしまうと、
空回りしてしまいます。
だから、“書く量”を減らして、“感じる時間”を増やすのがポイントです。
・無理に1,000文字書くのをやめて、100文字にしてみる
・メモに断片的な感情だけ残す
・文章にしない日があってもOK
言葉は、静かな時間の中で磨かれていきます。
僕は、「薄いな…」と悩んでいたある時期に、
旅先で見た光景をそのまま書いたことがありました。
夕暮れの港で、釣りをしていた親子。
特別な出来事ではないけれど、
「この時間が守られてほしいな」と思った。
その気持ちを、そのまま書いたら、
今までで一番、感想が多く届きました。
「なんでか分からないけど、泣きそうになりました」
「自分も父と釣りをした記憶を思い出しました」
“内容の濃さ”って、情報量ではなく、感情の深さなんだと実感した瞬間でした。
もし今あなたが、
「最近、書く言葉が薄く感じる」と思っているなら、
それはあなたが、次のステージに入ろうとしている証拠です。
焦らなくて大丈夫。
手が止まりそうになっても、
あなたの言葉は、静かに“深まり”の中にいます。
次回は、
【「“売れない時期”をどう乗り越えるか」】について書いてみようと思います。
お金が入らない焦り。
家族の視線。
自己否定――
それでも、やめなかった人が何を支えにしていたのか。
それでは、また明日。
城之内修造
コロナ後遺症で退職。 寝込む日もあって、会社で働くことが怖くなりました。 でも、“今できること”を少しずつ続けて、月5万円の収入に。 体調や環境に不安があっても、自分らしく収入をつくる道はあります。 そんな副業のヒントを、実体験をもとに発信中。
「発信がブレる人」は、“目的”を忘れている。
「ネタがない日」は、いちばん大事な日。
「続かない人」には、ある共通点がある。
先にやってしまえば、「やる気」はあとから着いてくる。
夢が叶わない人は、夢がないのではなく、「手が動いていない」だけ。