「もうやめようかな」と思う日が、何度もありました。

目安時間 4分
  • twitterへのtweet

こんにちは、城之内です。

今日は、「なぜ僕がメルマガを書き続けるのか」という話をします。

 

これまで何度も、「もうやめようかな」と思ったことがあります。
読まれている実感がなかったり、反応がなかったり、
自分の書いていることが誰かの役に立っているのか、まるで見えなくなる日もありました。

 

特に、最初の頃はひどかったです。

頑張って2,000文字以上のメルマガを書いて送っても、
メールボックスには、“無反応”という現実だけが残る。

 

アクセス解析を見ても、開封率は低く、クリックもゼロ。
「これ、誰か読んでるのかな?」
そう思いながら、毎日キーボードを打ち続ける時間は、
自分と向き合う、ちょっとした試練でもありました。

 

ある日、メルマガ配信後に届いた、たった一通の返信。
それが、僕の背中を押し続けてくれる原動力になっています。

 

件名は「無題」。
本文も、短いものでした。

「城之内さんの文章を読むと、少しだけ安心します。
毎朝、読むのが日課になりました。」

たったこれだけ。

 

でも、涙が出るほど、嬉しかった。

 

僕は、それまで“結果”ばかり追っていました。
「何人読んでくれたか」
「どれくらい売上につながったか」
「効率よく稼げるか」

 

でも、その一通のメールを読んだ瞬間、
“数字じゃない何か”のために書く意味を思い出したんです。

 

そもそも、なぜ僕は発信を始めたのか。
それは、「自分が苦しかった時、何かを読んで救われた経験があったから」です。

 

誰かのブログだったか、Twitterだったか、メルマガだったか。
当時はメモも残していなかったけれど、
確かにそこにあった「たった一行」が、
その日の僕を立ち上がらせてくれたんです。

 

だから僕は、書いています。
「今日、この文章が必要な誰かがいるかもしれない」
そんな気持ちで、毎日机に向かっています。

 

正直に言えば、効率は悪いし、収益にはつながらないことも多いです。
でも、“誰かの朝の習慣になる”ことには、代えがたい価値がある。

 

僕が発信を続ける理由は、たったひとつです。

それは、「かつての自分のような誰か」に、届いてほしいから。

誰かの迷いや孤独に、少しだけでも寄り添えたら。

 

数値では測れないけれど、確かにそこに“つながり”が生まれる。
そんな発信を、これからも続けていきたいと思っています。

 

もしあなたが、今何かを始めようとしていたり、
続けるかどうかで悩んでいるとしたら――

「結果」だけを見ないでほしい。

反応がなくても、評価されなくても、
あなたの言葉や行動は、きっと誰かの心に届いていると信じてほしい。

 

発信とは、
「声をあげること」ではなく、
「存在を知らせること」だと僕は思います。

 

次回は、
ちょっとした“落ちこぼれ時代”の話をします。

タイトルは、
【「あの時の自分には、もう一度会いたくない」】です。

誰にも言えなかった過去。
でも、今なら笑って話せるようになったので、
そろそろ打ち明けてみようと思います。

 

それでは、また明日。

  • twitterへのtweet

この記事に関連する記事一覧

プロフィール

城之内修造

城之内修造

コロナ後遺症で退職。 寝込む日もあって、会社で働くことが怖くなりました。 でも、“今できること”を少しずつ続けて、月5万円の収入に。 体調や環境に不安があっても、自分らしく収入をつくる道はあります。 そんな副業のヒントを、実体験をもとに発信中。

最近の投稿

アーカイブ