こんにちは、城之内です。
今日もメルマガを開いてくださって、ありがとうございます。
今回のテーマは、発信を始めようとした人が必ずぶつかる悩み。
それは――
「肩書きや実績がない自分に、価値なんてあるのか?」という問いです。
僕も、ずっとこの壁に悩んでいました。
・有名な会社に勤めていたわけでもない
・フォロワーが万単位いるわけでもない
・本を出したこともなければ、華やかな経歴もない
「こんな自分の話なんて、誰が読みたいんだろう?」
そんなふうに思って、発信ボタンを押す手が止まる。
そんな日が何度もありました。
でもあるとき、ふと気づいたんです。
「肩書きが“ある”人の話より、肩書きが“ない”人の話のほうが、刺さることがある」と。
たとえば、ある日SNSに投稿した、
「僕が副業で最初の1000円を稼ぐまでに3ヶ月かかった話」。
これは、特に実績もノウハウもない、ただの失敗談でした。
でも、びっくりするくらい反応があったんです。
「自分もまさに今、そのフェーズです」
「勇気をもらいました」
「うまくいってない話って、すごく安心します」
つまり、“遠くにいる人”より、“隣にいる人”の言葉が響くことがあるんです。
肩書きや実績は、発信の“信頼”にはなるけど、
“共感”にはなりにくい。
でも、失敗談や試行錯誤の途中経過は、
“共感”を生み、読者との距離を縮める力を持っている。
僕が考える「肩書きゼロでも価値が伝わる文章」のコツは、以下の3つです。
① 体験談を書く(教えない)
発信初心者の多くが「価値を提供しなきゃ」と思って、
知識やノウハウを教えようとします。
でも、それよりも――
・自分がやってみたこと
・そこで感じたこと
・失敗したけど、得た気づき
こういう“体験ベース”の話の方が、ずっと読まれます。
② 書き手の「視点」に価値があると信じる
たとえば、同じ景色でも、
カメラマンによってまったく違う写真になるように、
同じ出来事でも、
あなたの視点で語られると、それが“新しい価値”になるんです。
だから、堂々と「私はこう思った」と書いていい。
むしろ、それがあなたの“ブランド”になります。
③ 「これを書いていいのかな?」と思ったら、書いてみる
自信がないことほど、人に届く。
書いていて「こんなこと言って大丈夫かな…」と思ったときこそ、
読者の心に刺さる言葉が生まれている証拠です。
それは、あなたが“自分の言葉”を選んでいるから。
うまくまとめようとしなくていい。
気持ちを込めて、ただ「今のあなた」を書いてください。
肩書きがない。
実績もない。
影響力もない。
でも、それでも発信できる。
そして、それでも人は動く。
読者が欲しいのは、完璧な誰かの“答え”ではなく、
同じ場所から始めてる誰かの“物語”なのだと思います。
次回は、
【「“発信がこわい”をどう乗り越えるか」】というテーマでお届けします。
・人にどう思われるか不安
・批判されたくない
・何を書いていいかわからない
そんな“最初の壁”をどう超えてきたかを、僕の経験とともにお話しします。
それでは、また明日。
城之内修造
コロナ後遺症で退職。 寝込む日もあって、会社で働くことが怖くなりました。 でも、“今できること”を少しずつ続けて、月5万円の収入に。 体調や環境に不安があっても、自分らしく収入をつくる道はあります。 そんな副業のヒントを、実体験をもとに発信中。
「発信がブレる人」は、“目的”を忘れている。
「ネタがない日」は、いちばん大事な日。
「続かない人」には、ある共通点がある。
先にやってしまえば、「やる気」はあとから着いてくる。
夢が叶わない人は、夢がないのではなく、「手が動いていない」だけ。