売り込まずに売れる“導線設計”のコツ

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こんにちは、城之内です。

 

前回は「独自コンテンツを活かした商品選び」についてお伝えしました。

つまり、「数字で選ばず、語れる商品を選ぼう」という話です。

 

今日は、その次のステップ。
選んだ商品を「どう見せれば、自然に売れていくのか?」について、
初心者でもできる導線設計のコツをお伝えします。

 

ネットビジネス初心者の多くが陥るのが、

「いい商品が見つかった!」
「じゃあ、リンクを貼れば売れるよね?」

という、超シンプルな流れ。

 

実際は、リンクを貼るだけではほとんど動きません。
なぜなら、読者にとってその商品は、
“唐突に現れたもの”にしか見えないからです。

 

売れる導線には、共通して3つの流れがあります。

 

■ ステップ①「気づきのきっかけを作る」
まずは、読者が商品に興味を持つきっかけを作ります。
いきなり紹介ではなく、
“問題提起”や“共感できる悩み”から入るのが基本です。

例)
「副業を始めても、なかなか結果が出ない…」
「作業時間はあるのに、収益が伸びない原因は?」

この段階では商品は出さず、
「ある共通の悩みがあるよね」と気づかせることが大事です。

 

■ ステップ②「解決の道筋を提示する」
次に、「その悩みにはこういう解決方法がある」と、
道筋を提示します。

この時点で“ノウハウや考え方の一部”を無料で出すのがポイント。
読者が「この人の話は役に立つ」と感じて初めて、
次のステップに進めます。

例)
「作業を分解すると、収益化のボトルネックが見える」
「本質を外さない学習法は、こう組み立てる」

 

■ ステップ③「商品が自然に見える位置に置く」
最後に、解決策の延長線上に商品をそっと置きます。

重要なのは、“主役はあくまで解決策”という点。
商品は、解決のスピードを上げる「道具」にすぎません。

例)
「私が遠回りせず結果を出せたのは、この教材を取り入れたからです。」
「やり方を実践しやすくしたい方は、このツールを使うと一気に楽になります。」

この流れを意識すれば、
商品が「売り込み」ではなく「読者のための選択肢」として映ります。

 

■ 初心者でもできる導線設計のコツ
・ 1通1テーマで「悩み→解決策→商品」の流れを作る
・ 商品は“解決の補助”として登場させる
・ リンクは1回、多くても2回だけ
・ 無理に売ろうとせず、読者に判断を委ねる

 

導線は、最初から完璧である必要はありません。
むしろ、実際にメールや投稿を出しながら調整していけばOKです。

 

ポイントは、「読者が“自分で決めた”と感じられる流れを作ること」。
この感覚があると、売り込みゼロでも自然に動きが出ます。

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プロフィール

城之内修造

城之内修造

コロナ後遺症で退職。 寝込む日もあって、会社で働くことが怖くなりました。 でも、“今できること”を少しずつ続けて、月5万円の収入に。 体調や環境に不安があっても、自分らしく収入をつくる道はあります。 そんな副業のヒントを、実体験をもとに発信中。

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